骨格診断って何？

正式名称を「骨格構造によるファッションタイプ診断」と呼ぶ骨格診断は、骨格診断研究家の柘植氏が考えたものが原型であると言われています。1996年にはICBインターナショナル代表の二神氏が引き継ぎ、現在の形を確立したのです。

骨格診断では、全身の筋肉や脂肪のつき方に加え、関節の大きさなどから「ストレート」・「ウェーブ」・「ナチュラル」という3つのタイプに分類します。それぞれのタイプが持つ特徴に合ったものを選ぶことで、印象がよくなったり、スタイルアップしたりします。

「素敵なコーディネートを真似してみたけど、何となくやぼったくなってしまう。」「流行りのアイテムが自分には合わない。」といった悩みがある方は、骨格診断の活用をおすすめします。似合うアイテムや着こなしのヒントが見つかるかもしれません。

ストレートタイプ

胸元の筋肉に張りと厚みがあります。鎖骨や肩甲骨はそれほど目立たず、背中の筋肉にも張りがあります。腰の位置は高く、手首は細めで丸い形状をしています。下半身はひざ下からは細い方が多くいらっしゃいます。

このタイプにおすすめのバッグは、横長、長方形といった直線的なデザインのトートバッグです。A4サイズが入るような大きめのバッグなら、様々なコーディネートに合わせやすいでしょう。

ウェーブタイプ

柔らかな質感と長い首、細い鎖骨と肩甲骨が印象的で、全体的に華奢な印象があります。腰の位置は低く、手首はどちらかというと平べったいです。太ももは細めですが、全体的なバランスでみると下半身に重心があります。このタイプにおすすめのバッグは、丸みがあり小さいサイズのものです。ショルダーバッグを高い位置で持つと、全体のバランスがまとまりやすくなります。

ナチュラルタイプ

上半身は全体的に骨格が大きく目立つスタイリッシュな印象です。鎖骨、肩甲骨も同様にして骨格がある分立体的な構造をしており、腰の位置は個人差により異なります。手首は四角い形状をしており、手首にあるくるぶしも大きいです。太ももは筋肉質ではなく、すね部分が太くなる傾向がみられます。このタイプにおすすめのバッグは、インパクトのある大きめのバッグです。全体として下部分に重心があるように意識して選ぶのがおすすめです。